飄然洒脱について
ブログのタイトルにしている、飄然洒脱について説明します。
正確にいうと、飄然洒脱という四文字熟語は存在しません。
意味を個別にみると…
飄然:世事を気にせずのんきなさま。(大辞林)
洒脱:俗っぽくなく、さっぱりしていること。あかぬけしていること。また、そのさま。(大辞林)
まあ世間を気にせずマイペースでのんびりやるということです。
小説なら、久雄十蘭『顎十郎捕物帖』の顎十郎、夏目漱石『吾輩は猫である』の迷亭あたりの感じです。
とくに顎十郎はイメージにぴったり。
青空文庫でも読めるので是非読んでください!
顎十郎は切れ者な上、剣術の達人でもありますが、それをおくびにも出さずいつも暢気に構えています。冷飯草履をひっかけ「まるで風呂屋へでも行くような暢気な恰好」ですごし、俗気はほぼ無(江戸時代のミニマリスト!)。思うがままに行動し、次々と問題を解決していきます。
僕も顎十郎のように飄然と洒脱に暮らしたいと思いブログのタイトルにしました。